オンラインゲーム パンデミック

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 流れ星かと思ったが、その赤い光はいつまでも見えている

それにその光は、なんだかこの屋敷へと近づいているような気がする

 その直後、俺はぞくりとした

 あれは流れ星ではない

「アリーシャ――――――――」 反射的に彼女を突き飛ばし、アリーシャの身体の上へと覆いかぶさる

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 その直後、古びた屋敷の窓が弾け飛び、流れ込んだ猛烈な爆風と破片の群れが、俺たちを蹂躙した

車体の上にがっちりした砲塔を取り付けられた2両の装甲車が、砂の大地にすぐに消えてしまうタイヤの跡を刻み付けながら、タンプル搭のゲートへと進んでいる

 兵員室の中にAK-12で武装した兵士たちを乗せているその装甲車は、ロシア軍で正式採用されているBTR-90だ

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戦車と比べると装甲は薄くなってしまうものの、大口径の機関砲と対戦車ミサイルを持っているため火力は極めて高い

 当然ながらそのBTR-90は、テンプル騎士団で正式採用されている兵器である

 テンプル騎士団では、定期的に偵察部隊を派遣して周囲の状況を確認するようにしている

この転生者ハンターのみで構成される武装集団が設立されたばかりの頃は、偵察の目的は拠点の周囲にダンジョンや危険地帯がないか確認するためであったのだが、周囲の状況が把握できるようになってからは魔物の群れの観測などが主な仕事になっている

 そのため、以前まではアサルトライフルやマークスマンライフルを背負ってバイクに跨る兵士たちの姿はよく見受けられるのだが、最近ではこのように重装備の装甲車に兵士たちが乗り込んでいく光景を目の当たりにする方が多い

 その偵察任務を終えた2両の装甲車が検問所のゲートへと差し掛かった時、ゲートの警備を担当する警備兵がライトを照らしながらゆっくりと進んでくる装甲車の前に立ち、大きく手を振った

 いつもならばここで装甲車の方が止められる前にゆっくりと停車し、警備兵からチェックを受けてからゲートを開けてもらい、タンプル搭へと帰還する

それゆえに装甲車の車長は、慌てて装甲車を止めようとした警備兵の姿を見つめながら、タンプル搭で何かが起こっていることを察した

 ハッチを開け、砲塔の上から顔を出す

するとランタンを腰に下げ、兵士たちが当たり前のように装備しているAK-12を背中に背負った警備兵が、停車した装甲車のすぐ脇へと駆け寄ってくる

いつもならば「お疲れ様ー」と言いながら出迎えてくれる仕事仲間なのだが、今日は呑気にそう言いながらチェックをしてくれる様子はない